シーバスフィッシングにおける潮汐について

目次

潮汐とは

まず潮汐とはなにかというと太陽や月の引力によって海面の昇降現象の事です。

シーバスフィッシングに関わらず全ての釣りで潮汐が釣果に関係してきます。今回はシーバスフィッシングに焦点を当てていきます。

潮汐の変化によってシーバスの行動やパターンも変わってきます。


シーバスフィッシングにおける潮汐の考え方

(2025/11湾奥河川データ)

こちらのデータをご覧下さい。
おおよそ14日周期で満月と新月が切り替わり、満月と新月の大潮が月に2回来ます。

大潮付近が1番干満差が大きくなります。つまり海面の昇降幅が大きくよく水が動くタイミングということです。
だいたい1日に満潮と干潮を2回繰り返します。
逆に長潮や小潮だと満潮と干潮が1日に1回ずつの日も年間で何回かあります。

何故潮汐が大きく動く日が良いかと言われると前述した通り水が良く動くから。

では何故水が良く動く方がいいのか。それはシーバスは流れを好む魚だから。

水がよく動く=流れが出やすい

つまり潮を選ばないより、選んで釣りやすいタイミングで釣りする。ということになります。
大潮や大潮前後の中潮でシーバスアングラーがこぞって釣りに行く理由となります。


昼潮と夜潮

昼潮と夜潮の違いは非常に重要です。
まずは2つのタイドグラフを見てください。

スクロールできます
Screenshot
Screenshot

1枚目のグラフは昼間に大きく潮が動き、2枚目は夜中に大きく潮が動いています。
つまり1枚目が昼潮、2枚目が夜潮になります。

春から夏、秋から冬にかけて、同じ大潮でも干満差のタイミングが昼と夜で変化しますので注意が必要です。
昼潮と夜潮の潮位がもっとも落ちるタイミングは特に大切で、普段立ち込めない場所に立てたり、ウェーディングゲームで有効なタイミングとなります。

また昼潮の時は、地形の変化を目視で確認するチャンスでもあります。普段は見えない地形が見え、潮位の高い時に魚が着く場所を把握できます。

さらに、大潮が一番潮位変動が大きいと思われがちですが、実は中潮→大潮→中潮の流れの中で、大潮後の中潮(後中)がもっとも潮位変動が大きいです。これは覚えておくと有利です。


潮位偏差

潮位偏差も大切な要素です。
これは、実際のタイドグラフ通りに潮位が変化しないことを指します。主な要因は気圧の変化です。

高気圧に包まれると水面にかかる圧が大きく、実際の潮位が下がることがあります。
さらに潮位の下げが早まり、流れが効く場合もありますが、上げ潮に切り替わるタイミングが遅れることもあります。
低気圧の場合はその逆です。

特にウェーディングをするアングラーは潮位偏差をよくチェックしなければなりません。干潟などで長距離を歩きながら釣る場合、下げで入り、潮止まりとともに戻るのが鉄則です。
タイドグラフの確認はもちろん、気圧やリアルタイムの潮位偏差も必ず確認してください。

東京湾では、海上保安庁の潮位観測サイトが便利です。
東京湾潮位情報

安全に釣りを楽しむため、自分の身を守り、周囲に迷惑や心配をかけないように確認を怠らないでください。


釣行時の立ち回り方

潮回りによって海面変動の大きさが変わるため、立ち回りも変わります。

  • 大潮周辺
     潮が大きく動く日は、普段は入れない場所にウェーディングできることがあります。
     ただしオカッパリでは潮が引きすぎて釣りにならない場合もあります。
     三面護岸のエリアでは流れが強すぎることがあり、ベイトや魚の移動が早く時合いが短くなる傾向があります。
  • 潮位変動が少ない日
     川幅が狭まる場所やカーブ付近を狙うと、多少流れが効きやすく魚が着きやすいです。
     流れが期待できない日は、魚の溜まる場所を見つけて集中的に狙いましょう。潮が動かない日こそ、時合いが始まれば長く楽しめます。

まとめ

いかがでしょうか?
シーバスフィッシングにおいて、タイドグラフは釣果に直結する重要な要素です。
フィールドによって有効な潮は異なりますが、ここで紹介した考え方を立ち回りの参考にしてください。🙆‍♂️

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