福地水門(正確には福地閘門)は昔から非常に有名なポイントです。ここは支流の水が追波川に流れ込んでいる合流点で、重要な攻略エリアとなっています。
このポイントは一見変化がないように見えて、実は至るところにちょっとした変化が散らばっているような場所です。そのため、地形変化を正確に読み取ることが釣果の鍵となります。
福地水門エリアの基本情報

角周辺の危険なエリア
この角の辺りは非常に浅く、高低差のあるストラクチャー(地形変化)が入っているため、気を抜いているとルアーを取られる場所です。枝が見えるほどの浅さで、根掛かりのリスクが非常に高いエリアとなっています。
地形の変化パターン
上流に向かっての地形変化:
- 砂地っぽい地形に変化
- 手前のシャロー(浅場)がどんどん広くなる
- カーブ辺りで葦に切り替わってくる
上流側に行くとカーブになっており、そのカーブ周辺では底質がゴロタから砂地・泥地に変化します。葦もいっぱい生えており、雑草絡みでベイトが結構溜まりやすいエリアとなっています。
根掛かり対策と地形調査の重要性

特攻用ルアーでの地形調査
最初は引っかかりにくいルアーで地形を調べることがおすすめです。ルアーが通しにくいような場所こそ魚が付きやすいため、ジグヘッドワームなどを使って地形がどうなっているかを調べることが重要です。
実際に調査した結果、奥側は深く、昔は結構浅かったエリアも何年か前から地形が変化している可能性があります。現在は1メートルから1.5メートルぐらいのレンジを通ってくる状況です。
モデレーター水上基本的にはウェダーを着用して入ったほうがいい場所!
効果的なルアー選択と時間帯別戦略
シンキングミノーが最も効果的
このポイントではシンキングミノーが結構良く、よく釣れるポイントです。基本的な使い分けは以下の通りです
明るいうち:
- バイブレーション使用
夜になったら:
- フローティングミノー
- シンキングミノー(特におすすめ)
魚がいれば普通に釣れるような場所のため、適切なルアー選択が重要になります。
水量が釣果を左右する最重要要素
流れの状況と水量の関係
この辺りは川幅の変化が少ないため、堰からの放水される水の量が釣果に大きく影響します。水の量が少なかったりすると流れが死にやすく、流れがベタっとしてしまいます。
水量による状況変化:
水量が多い時(ゲート複数開放):
- 適度な流れが発生
- 魚の活性が高まる
- 夜釣りが特に期待できる
- 対岸も含めて好条件
水量が少ない時(ゲート1個のみ):
- 流れがほぼ停滞
- 魚の活性が低下
- 川幅が広いため影響を受けやすい
堰のゲートが1個しか開いていない状況だと、この辺りは流れが完全に止まってしまい、ほぼ止まっているような状態になってしまいます。撮影時は3つのゲートが開いており、下部ゲートが開く寸前ぐらいの状況のため、比較的良い条件でした。
大会時の水量チェックの重要性
大会の時は受付前に一回堰を見て、水量がどの程度かを確認してから福地周辺に入るかどうかを決めた方が良いとされています。ゲートが閉まって1個しか開いていない状況になると、このエリアは厳しい状況になる可能性があります。
合流点の地形変化と攻略テクニック


子流合流部の特徴
雨が降ったりすると子流側から水がバーッと流れます。子流から合流する場所のため、水が流れている時は結構狙い目です。
水が出ていなくても、合流するところは地形変化が起きやすく、水流でボトムが削られていきます。このような場所を狙っていくことが重要です。
効果的な攻め方
本流側に投げて、水を吐いている方にルアーを入れてくるようにすると釣れやすいという特徴があります。これは旧北上川の中流で水路が絡んでいる場所でも全て同じ攻略法です。
実績と朝まづめの重要性
大会での入賞実績
大会入賞でこの一帯で入賞している確率が結構高く、大きい魚も結構出ている実績ポイントです。狙い目のポイントであることは事実ですが、普段の感覚では朝まづめが強いポイントという印象があります。
朝の時間帯の効果
何年か通っている中で、やはり朝が魚が出やすいと感じており、ボイルしているのを目撃するのも朝が多いとのことです。朝まづめでの攻略が特に効果的と考えられます。
水温による影響と適切な条件
水温の目安
新北上川(追波川)での水温基準:
- 最低15度:シーズン初期の最低ライン
- 17度:期待を持てる水温
- バチ抜け時期:10度でも釣れる
春のシーズンでは、濁りや雨水が入っていても17度ぐらいあれば問題なく釣れると考えられています。しかし、上げ調子の中で急激に水温が下がるのは非常に良くない影響を与えます。
夜釣りでの効果的アプローチ
夜間の攻略方法
自分が入るとしたら夜で、流れが効くようなタイミングかどうかが重要です。上げ切りからの下げのタイミングの夜中であれば、このエリアに入っても良いと考えられます。
夜釣りで使用するルアー:
- 夜のバイブレーション:ストンと落として、ボトムにカチカチ当てながら巻いて食わせる
- ワーム系:ジグヘッドワームやVJを使ってボトム付近を丁寧に探る
- シンキングミノー:魚を探すために3投しては移動を繰り返す
沖側・流心側が非常に深いため、これらのアプローチが効果的です。
エリア全体の特徴と攻略範囲
広範囲にわたる攻略可能エリア
このエリア全体が川の水量が増えている時に非常に魚が出やすい場所で、ここから500メートルから700メートル上流側も同様の傾向があります。
エリアの利点:
- 場所が広い
- ここから1キロメートルぐらい上まで入れる
- 人がたくさんいても入れるポイントがある
- バチ抜けシーズンでも人気のポイント
現在の状況と今後の見通し


調査時の状況
昨日の雨の影響で流れとしては良い状況でしたが、水温がかなり冷ためでベイトの姿もない状況でした。まだ少し早い時期という印象でしたが、川の水量が増えると良い流れが出るため、6月1週目を過ぎればかなり反応が取れるようになると予想されます。
まとめ:福地水門攻略の成功法則
福地水門での成功は、水量判断 × 地形変化の読み取り × 適切な時間帯選択の組み合わせで決まります。
攻略のポイント:
- 事前の水量チェックが最重要
- シンキングミノーを中心とした戦略
- 朝まづめの時間帯を重視
- 合流点の地形変化を活用
- 夜釣りでの深場攻略
特に大会においては、このエリアの水量による特性を理解し、条件の良い時に集中的に攻略することで、高い入賞確率を期待できる重要なポイントです
撮影協力・取材: シーバスホーミーズオンライン運営スタッフ



